土地活用による資産活用で節税対策を
土地活用による資産活用で節税対策を
あなたは今現在、どのような資産をお持ちでしょうか。有価証券や預金、土地建物などといったさまざまな形で保有することができる資産ですが、今お持ちの資産を活用されるのであれば、相続税などの税金対策をしっかりと考えた活用方法を選択されることをおすすめします。
その節税対策ができる資産活用方法とは、ズバリ土地活用による方法です。たとえば、今持っている現金をお子さんに現金のままで贈与すると、そのままの金額に対して贈与税がかかることになってしまいます。しかし、今ある現金で建物を建築して贈与すると贈与税評価額は下がることになります。加えてその建物が賃貸住宅であれば節税効果はかなり大きいものになるのです。
たとえば建てた賃貸住宅が満室状態で賃貸できたと仮定すると、贈与税評価額は建築価格の約6割程度の固定資産税から賃借人の権利である借家権割合3割が控除されることになるため、結果として贈与税評価額が大幅に下がることになります。こういうことから考えると、現金で贈与するよりも不動産に資産の形を変えて贈与したほうが節税効果が大きいことがよくわかりますね。
大切な財産を使った資産活用であるからこそ、できるだけ節税をしたいものです。さまざまな方法を併用することでリスクを分散させる効果は期待できますが、節税対策を念頭におくのであれば土地活用による資産活用をしましょう。相続税だけではなく、1戸あたりの敷地が200平米以下の賃貸アパートやマンションを建築した場合には固定資産税が6分の1になるという固定資産税節税効果も期待できます。